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11月25日(土)に、白鳥庭園で紅葉市民茶会を担当しました。
天気にも恵まれたうえ、紅葉もちょうど真っ盛りで、本当に大勢のお客様にお越し頂きました。
当日ご来席頂いたお客様は 約400名! ほど。
60年以上の茶華道部の歴史のなかで、おそらく過去最高です。
当日は床の間に大きな一行書を掛けて、窓際の上段にも紅葉の季節らしい飾り付けをして、とても華やかな室礼となりました。
とりわけ目に立つのが、この加賀友禅の黒留袖。
裾模様に紅葉が描かれています。
11月は茶人の正月と呼ばれる口切りの季節にあたるので、女性が口切りの茶事で着用するにふさわしい着物を飾りました。
別床は、色替わりの青竹で作った一重切の花入を向掛けにしました。
お花は本白玉椿と万作の照り葉。
それに冬桜がほんの一枝、入っています。
とにかく色変わりの青竹花入が、見事な出来栄えだとお客様から大好評でした。
4年の小野田篤先輩の手作りです。
点前座は、朱の手桶水指をおいて、紅志野の茶碗を使って、と
紅葉茶会ということで赤を基調にした取り合わせです。
お菓子は、栄の大黒屋製。
銘は 「深山の錦」 です。
ういろう皮で、なかに白の味噌餡が入ってます。
1席30名近くの大勢さまでしたが、美味しく一服お召し上がりいただけたのであれば幸いです。
遅くまで開催していた茶会ですので、夜になるとお庭がライトアップされて、幻想的な風景がひろがっていました。。
女子だけですが、記念撮影です。
【 平成29年 紅葉市民茶会 会記 】
時:平成29年11月25日
於:白鳥庭園 清羽亭
掛物 木下俊哲筆 一行 端居楽清静
花入 青竹 一重切
花 白玉 万作 冬桜
香合 赤織部 弾 光右衛門作
釜 常什 真形州浜文 忠三朗作
縁 菊桐蒔絵
風炉先 金泥切箔散 紹村好在判箱
水指 朱 手桶 即中斎箱
茶器 雲錦蒔絵大棗 宗完在判箱 光入作
茶碗 紅志野 銘閑坐 宗完在判箱 英仁作
茶杓 紹村作 銘好日 共筒
建水 南蛮写 証嗣作
蓋置 仁清写金菱文
菓子 銘深山の錦 大黒屋製
【 紅葉茶会の動画 】
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